リンダ リンダ リンダ

最新の日記がサナギ話のままなのが嫌で、おもむろに映画の感想を書いてみる今日この頃。
軽いいざこざから、バンドが寄せ集めのメンバーになってしまった女子高生達が、学園祭でブルーハーツの曲を披露するまでを描いた映画「リンダ リンダ リンダ」。
今更ながら、DISCASで借りてやっと観たのであります。
ジェームス・イハの音楽で、意味もなく冒頭から目頭が熱くなったものの、映画そのものは驚くほどダラダラと緩い。
こんなカタルシスの無い映画だったとは。たぶん劇場で観ていたら怒ってた。
なにより、ペ・ドゥナを起用しておいてこの程度の出来かよというやるせなさ。
でも、監督のやりたいことは解る。誰でも思い当たるような青臭い青春時代が描かれていて見終わった後にジワジワと染みてくる。
見せ場的に物足りないとは言え、ペ・ドゥナはやっぱり良い。
しかし、それ以上に良いのが関根詩織。やけに一人だけ演奏がツボを押さえていると思ったらBase Ball Bearのベースでした。カワユス。(Base Ball Bearは関根詩織がリードボーカルだったらいいのに。)
あと、見せ場的に美味しかったのが、湯川潮音とピエール瀧。
いろいろ文句を言いながらも二回、三回と観たくなる不思議な映画なのでした。
しかし、湯川潮音が湯川トーベンの娘だったとは。

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