MOTFD
Amazonでは発売初日に売り切れ、しかたなくタワレコオンラインに注文していた MASS OF THE FERMENTING DREGS のメジャー移籍第一弾のシングル『ひきずるビート / まで。』がやっと届いた。(タワレコ、発送遅い)
今、一番自分の血を沸かせてくれるバンド、MASS OF THE FERMENTING DREGS。略してマスドレ。
前作がかなり綺麗な音作りで、某所のレビューでは「チャットモンチー?」見たいな言われ方をしていたくらいだから(ぜんぜん違うって!)メジャーに行ったらもっとポップになるんかいな?と思っていただけど、このシングルはメジャーらしからぬ荒々しいサウンドだったので一安心。
初期ナンバーガールのような、(田渕ひさ子ちゃん率いる)toddleのような、eastern youthのような、Smashing Pumpkinsをもっとプリミティブにしたような、SONIC YOUTHのような・・・。
と、知らない人にそのサウンドを説明しようとすると、オルタナ界の重鎮の名前が次々と浮かぶのだけど、だれも彼女たちの替わりにはなりえない。様々な影響を昇華した上でのオリジナル。疾走感があって、ちょっと切なくて、ダンサブルでキュート。
今回のシングルも、メジャーに行きつつ少しも媚びた感じがなくて良い。
その、シングル曲は公式サイト(http://www.motfd.com/)で聞けるのでどうぞ。
でも、サイトで試聴して、買わなくていいやと思うのは尚早。
一緒に付いてくる高円寺20000Voltでのライヴを収めたDVDこそ、このシングルのキモなんです。
ライヴ映像でこんなに鳥肌が立ったのは久しぶり。カッコ良すぎて泣きそう。
ごちゃごちゃ書いても逆に説得力が無くなりそうだし、必要以上に持ち上げて先入観が強くなっても興ざめだと思うので、詳しい説明は割愛。
上に挙げたバンド達が好きな人なら是非見て欲しいDVDです。
しかし、去年のライジングサンで彼女たちのステージを見なかったのが悔やまれる!
MASS OF THE FERMENTING DREGS – かくいうもの【YouTube】
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