カテゴリー : Movie

チョコレート・ファイター再び

  • 2009年 9月 28日
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イギリスから18禁ビデオが到着〜。 つーても、バイオレンスシーンによるもので、いかがわしいものではございません。 俺的本年度ベスト1映画の『チョコレート・ファイター』が待望のソフト化! ・・・なのですが、日本はDVDだけ。 買ったまま封を開けずに「Blu-ray版も出ないかな〜」と思っていたところ、映画秘宝の記事で英国のブルーレイ版がお勧めと書かれていたのでUK amazonから購入。 既に劇場で2回観ているし、複雑なストーリーじゃないので英語字幕で十分ですから。 しかも、これ、送料込みで日本円にして2024円なのです。 (※ただし、特典映像はPAL収録のためか日本の再生機器では観られないようなので、割り切りが必要です。) 注文して一週間足らず。本日無事到着。 ポーズを決める“ジージャー”ヤーニン・ウィサミタナンの足下に18禁マークが輝き、「そんな事はない」と思いながらも別な意味で日本版と違う内容か!とミジンコほど期待してみたりみなかったり。 そんな妄想はさておき、早速DVD版と比較。 やっぱ、Blu-ray版のキリッとした映像は全体の空気感が違う! DVDのジャギーの多い映像ではアクション全体を一塊でしか認識できないけど、Blu-ray版はキックがピシャっと当たった後、思わずヒットしたジージャーの脚を見てしまう。アザとか汗が生々しいので、より痛そうに見えて緊張感と爽快感が倍増。 ジージャーが主演する新作映画の予告編を見る限り、彼女も結構成長してしまっているので「華奢でいたいけな少女+ガチンコファイト」という独特の世界を楽しめるのはひょっとしたらこの作品が最後かも。 家宝にします。- [ 続きを読む ]

チョコレート・ファイター

  • 2009年 5月 31日
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奥さんが沖縄旅行に行ってて、オリオンビールの工場見学をするなどという、とても羨ましいことをしているので、こっちは一人で映画『チョコレート・ファイター』を観てきた。 チケット売り場がめちゃくちゃ混んでていて焦ったけど、ほとんどが『ROOKIES』と『天使と悪魔』の客でした。だよね、・・・ふっ。 ストーリーは80文字あれば全部説明しきれるような中二男子向けな内容(ほめ言葉)。 それでも、同じピンゲーオ監督による、やっべー!仏像の首が盗まれたので戦うぞ〜!な『マッハ!』とか、やっべー!象が盗まれたので戦うぞ〜!な『トム・ヤム・クン!』に比べれば、それっぽいストーリーの序章が20分もあって相当不安になりましたが、それを過ぎたらもうアクションてんこ盛り。 主演のジージャーは、トニー・ジャーのアクションに比べれば、さすがにキレとパワーが足りないとは思うけど、可愛らしさで評価5割増し! ブルース・リー的な決めポーズや、ジェット・リー的なガチンコ勝負、ジャッキー・チェン的な小ネタ&小技でたたみかける展開など、サービス精神旺盛な構成と、華奢で柔らかい体躯から繰り出される彼女ならではのアクションは一見の価値あり。 てか、アクション好きなら間違いなくおなかいっぱい楽しめるので是非観るべし。 シルク・ドゥ・ソレイユとかに大金払うなら『チョコレート・ファイター』5回くらい観たほうがお得! とにかくジージャーが格好良くって軽く涙目です。 (毎度言ってる気がするけど)難病映画じゃ泣けないけど、かっこいいアクションは泣けるな〜。 あと『HACHI』の予告編でハチ公が雪の中をトボトボ歩いているシーンでも泣きかけた。(予告編なのに) 僕の涙腺はアクションと動物に弱いのである。- [ 続きを読む ]

バットポッドにLOVEずっきゅん

  • 2009年 1月 9日
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風邪の後遺症で集中力が皆無だったので思い切って仕事を切り上げ、年末からズ〜っと借りっぱなしのままTSUTAYAに返していなかった『ダークナイト』をやっと観賞。 劇場で前にいる人の頭を気にする必要もないので、自宅で部屋を真っ暗にしてサラウンドヘッドホンつけて映画鑑賞する方が好きなんですが、そうやっていつでも観れると思うと勿体なくっていつまでも買ったDVDを観ないで温存してしまうのです。 なにしろ『スパイダーマン』の2以降とか、『シンシティ』とか『トランスフォーマー』とか、果ては『ダイハード』シリーズまで、いざという時に襟を正して観賞しようとしてまだ観てないDVDが何枚あることか。 『ダークナイト』はレンタルなんで、いいかげん踏ん切りつけて観なくちゃいけなかったので涙を飲んで観賞。 Blu-rayディスクでレンタルしたんすけど、IMAXカメラの威力が存分に引き出されていて絵の綺麗さが半端ない! もちろん、ヒース・レジャーの演技力、美術全般の素晴らしさ、脚本のうまさなど言いたいことはいっぱいあるんすけど、それよりなにより、映像特典観て驚いたのがバットポッドが本当に走れるマシンだっつー事! CGI使って走っているように見せてるのかと思ったら、ちゃんと載って走って曲がれるつーんだもの。 スッゲー欲し〜よコレ! てか、メイキングを見ると、あの場面とか、この場面とは、まさかこの場面まで・・・って言うくらい、あえて実写で撮影していることが分かってびっくり。 特撮魂ダダ漏れの大傑作ですなぁ。- [ 続きを読む ]

リンダ リンダ リンダ

  • 2007年 11月 12日
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最新の日記がサナギ話のままなのが嫌で、おもむろに映画の感想を書いてみる今日この頃。 軽いいざこざから、バンドが寄せ集めのメンバーになってしまった女子高生達が、学園祭でブルーハーツの曲を披露するまでを描いた映画「リンダ リンダ リンダ」。 今更ながら、DISCASで借りてやっと観たのであります。 ジェームス・イハの音楽で、意味もなく冒頭から目頭が熱くなったものの、映画そのものは驚くほどダラダラと緩い。 こんなカタルシスの無い映画だったとは。たぶん劇場で観ていたら怒ってた。 なにより、ペ・ドゥナを起用しておいてこの程度の出来かよというやるせなさ。 でも、監督のやりたいことは解る。誰でも思い当たるような青臭い青春時代が描かれていて見終わった後にジワジワと染みてくる。 見せ場的に物足りないとは言え、ペ・ドゥナはやっぱり良い。 しかし、それ以上に良いのが関根詩織。やけに一人だけ演奏がツボを押さえていると思ったらBase Ball Bearのベースでした。カワユス。(Base Ball Bearは関根詩織がリードボーカルだったらいいのに。) あと、見せ場的に美味しかったのが、湯川潮音とピエール瀧。 いろいろ文句を言いながらも二回、三回と観たくなる不思議な映画なのでした。 しかし、湯川潮音が湯川トーベンの娘だったとは。- [ 続きを読む ]

グラインドハウス

  • 2007年 9月 1日
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ロバート・ロドリゲス&クエンティン・タランティーノの『グラインドハウス』観てきました。 とにかく「面白かった」の一言。一切の理屈を受け付けない超娯楽作。 その昔、東京12チャンネルや深夜枠で流れていた素性のよくわからないB級、C級映画にワクワクしていた人にはこの馬鹿馬鹿しさに感動すら覚えるはず。 わざとブツ切れにした編集、ゴミと傷だらけの画面、チープな音楽、実際には存在しないのにいかにもありそうなB級映画のフェイク予告編。しかも、その数分間だけのフェイク予告編をロブ・ゾンビ、イーライ・ロスといった人気監督が撮ってる。 今時こんな贅沢な映画はないよ! 思わず、1本目の『プラネット・テラー』が終わったところで拍手しそうになりました。 淡々とした部分が多かったタラの『デス・プルーフ』より、ロドリゲスの『プラネット・テラー』の方が、ローズ・マッゴーワンかっこよすぎ+アクション満載+チープさ全開で面白かったのですが、 『デス・プルーフ』は劇場出た後にもう一回みたいと思わせる不思議な魅力があって実に甲乙つけがたい。 B級映画好きの方は是非! と言いたいところですが、二本まとめて1本の映画…という当初のコンセプト通り上映されたのは昨日まで。本日から『プラネット・テラー』と『デス・プルーフ』バラ売りだそうで。残念。- [ 続きを読む ]