チョコレート・ファイター

奥さんが沖縄旅行に行ってて、オリオンビールの工場見学をするなどという、とても羨ましいことをしているので、こっちは一人で映画『チョコレート・ファイター』を観てきた。
チケット売り場がめちゃくちゃ混んでていて焦ったけど、ほとんどが『ROOKIES』と『天使と悪魔』の客でした。だよね、・・・ふっ。
ストーリーは80文字あれば全部説明しきれるような中二男子向けな内容(ほめ言葉)。
それでも、同じピンゲーオ監督による、やっべー!仏像の首が盗まれたので戦うぞ〜!な『マッハ!』とか、やっべー!象が盗まれたので戦うぞ〜!な『トム・ヤム・クン!』に比べれば、それっぽいストーリーの序章が20分もあって相当不安になりましたが、それを過ぎたらもうアクションてんこ盛り。
主演のジージャーは、トニー・ジャーのアクションに比べれば、さすがにキレとパワーが足りないとは思うけど、可愛らしさで評価5割増し!
ブルース・リー的な決めポーズや、ジェット・リー的なガチンコ勝負、ジャッキー・チェン的な小ネタ&小技でたたみかける展開など、サービス精神旺盛な構成と、華奢で柔らかい体躯から繰り出される彼女ならではのアクションは一見の価値あり。
てか、アクション好きなら間違いなくおなかいっぱい楽しめるので是非観るべし。
シルク・ドゥ・ソレイユとかに大金払うなら『チョコレート・ファイター』5回くらい観たほうがお得!
とにかくジージャーが格好良くって軽く涙目です。
(毎度言ってる気がするけど)難病映画じゃ泣けないけど、かっこいいアクションは泣けるな〜。
あと『HACHI』の予告編でハチ公が雪の中をトボトボ歩いているシーンでも泣きかけた。(予告編なのに)
僕の涙腺はアクションと動物に弱いのである。

oc_cf

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