伝説の刑事
基本的にテレビドラマってほとんど見ないのに“主題歌=小谷美紗子”という事で珍しく第一回から見始めたテレビ朝日の『ゴンゾウ〜伝説の刑事』。
『相棒』のスタッフが集結して作ってるらしいけど、絶妙な配役、深みのある演技、重厚感のある映像、適度にコミカルな脚本と演出。
主題歌目当てでドラマそのものには期待していなかったのに、予想以上におもしれぇ!
当初、コミカルな刑事ドラマと思っていたら第一話の終盤に一転して怒濤の展開になり仰天。
思いのほかハードな展開だったので「なんか主題歌もイメージにあってないなぁ」と思っていたのに、今週の第三話を見て納得。
刑事ドラマではあるけど、それ以上にヒューマンドラマだったのです。
最後のシーンでうるうるっとしてたら、そこに主題歌の『WHO』が。
ついに第三話にしてばっちりハマった。マジで泣いた。(歳と共に涙もろく・・・)
ちなみに主題歌『WHO』は2年前にインディーズとして発表された曲。
脚本の古沢良太さんがたまたまラジオで聴いて『ゴンゾウ』のテーマにぴったりだとリクエストし、採用されたそうな。(タイアップばかりのご時世にはなんて良心的な)
視聴者としては見事に古沢さんにやられたわけである。
もう、日本のドラマは、アイドルやらモデルやらのお遊戯みたいなものしか残ってないのかと思ったら、そんな事なかったわ。
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