墓場鬼太郎

風邪引きました。39度の発熱。
たった一日、人混みの中を歩いただけでこのかもされよう。普段外出しないので抵抗力なさ過ぎです。(とりあえず熱は下がった)
さて、TVアニメ『墓場鬼太郎』の話。
凄いね、素晴らしいね。
原作への愛にあふれています。
原作が素晴らしくて、それを映像化するスタッフが原作者以上の才能を持っていないのなら、原作をいかに活かして映像化するかを考えるのが大人の仕事というもの。
アニメのスタッフは見事にやってのけました。特にオープニングはちょっとした“発明”ですよ。
映画の鬼太郎があまりにも酷い有様だったので、メディアのお馬鹿さん達は、もう水木作品にかかわらないで欲しいと思ってましたが、今回のアニメは初期鬼太郎アニメと並ぶほどの出来の良さで風邪のだるさも吹っ飛ました。
映画版は懲りずに続編作るらしいですが、映画版スタッフはアニメ版スタッフの爪の垢煎じて煮詰めて丸めて飲んでください。子供だましと子供向けは違うのですよ。
ただ、大泉洋さんはハマり役だったねぇ。あれだけで救われた。
(ただしねずみ男の衣の質感が「わかってない感」丸出しでしたが)
まぁ、アニメ化より実写化の方が難しいでしょうが、だったら最初からやるなよ・・・と。
ここ数年の漫画→実写化作品で世間からあまり馬鹿にされずにすんだのってDEATH NOTEくらい?
『無限の住人』の実写化もほんとやめて欲しい今日この頃です。
写真は『江戸東京たてもの園』にある(今はもう展示されていないかも)、墓場鬼太郎版の鬼太郎の家。(正しくは鬼太郎の両親が住んでいた家)

oc_kitahouse

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