俺レコード大賞
あっという間に大晦日!
とりとめもなく1年を総括してみたくなり、手頃なところで今年のアルバムベストテンを選んでみたのです。
【1位】Swallow The Sun『Hope』
フィンランドのゴシック/メロディック・デス/ドゥーム・メタルバンド。
デス声は苦手で、ARCH ENEMYなんか聴いてると「デス声じゃなかったらいいのに」とか思うけど、このバンドはデス声ならではの良さがあります。
美しく巧みなアレンジで表現される徹底した絶望感と孤独感。ゴヤの絵を見てるような気にもさせます。
【2位】レキシ『レキシ』
SUPER BUTTER DOGのkey,池田貴史による日本史ラップで、戦国ファンクなソロユニット。
冗談音楽と思って聴いたら、あまりの音楽レベルの高さにドはまり。じつは今年最も繰り返し聴いたアルバム。
【3位】小谷美紗子『out』
トリオ体勢で3枚目ということでアンサンブルの完成度極まれり。『消えろ』は豊夢君のドラムが凄すぎてライヴで聴くと鳥肌が止まりません。
【4位】人間椅子『真夏の夜の夢』
ここ数作の中で比べるとかなりの傑作。特に鈴木さんの曲が凄みがあって良い。
ちなみに鈴木さんはうちの近所で郵便配達してます。(人間椅子はマイミクなかのさんと一緒にコピーバンドしていたくらい好きなので、思わず一度声をかけたことあり)
【5位】Linkin Park『Minutes To Midnight』
リンキンパークがオリコンで1位とはなぁ。今頃盛り上がるな、とも思うけど、このアルバムはヘビィロック好きじゃなくても聴きやすいと思います。さすがリック・ルービン、良い仕事します。
【6位】eastern youth『地球の裏から風が吹く』
疾走感がない分、ジワジワしみる良作。一生ついていきます。
そういえば、吉野さん、しょこたんブログを読んでしょこたんが顔に書いていた「おまえのしんじる、おまえをしんじろ」という言葉にえらく感動していましたが、それグレンラガンのセリフですよ。
【7位】Bad Religion『New Maps Of Hell』
メロディックパンク界重鎮の14枚目。ブレット社長が戻ってきてからはやっぱ曲が良いね。年齢と反比例して疾走感丸出し。
【8位】Scorpions『Humanity – Hour I』
こっちはヘヴィメタル界重鎮の21枚目(!)。アルバムを出す度に「原点回帰のハードロックサウンド」とかいっておいて、パッとしない内容ばかりだったけど、これは良い。曲もアレンジも聴き応え有りで、少なくとも『アニマル・マグネティズム』は超えてます。
【9位】Tacere『Beautiful Darkness』
フィンランドのシンフォニックなゴシックメタルバンド。男女混声ボーカルのバランスとアレンジが絶妙。メロディがクサ過ぎて少々飽きるけど、聴く度にムムムとうなる完成度の高さ。
【10位】筋肉少女帯『新人』
なにが気に入らないか詳しく書くと橘高ファンに悪いので書かないけど、個人的にはなんか煮え切らないんだよなぁ。しかも現在パーマネントメンバーじゃないエディのインストが2曲で、セルフカバーが3曲って・・・。
ただ「仲直りのテーマ」「トリフィドの日〜」「愛を撃ち殺せ!」の3曲が良かったのでベスト10入り。
では良いお年を〜。
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