2004年 11月 の記事

QUEENの紙ジャケ13連発

  • 2004年 11月 6日
  • カテゴリー : Music

紙ジャケCDのブーム到来! っていっても、個人的なブームですけどね。 いやね。紙ジャケってバカにしてたんですよ。 既に完パケの商品の上っ面だけ変えたマニアオヤジ向けのボッタクリ商品だろうと。 だいたい70年代ロックの作品で欲しいのは既にCDで持ってるので、買い足すのもバカバカしいじゃないですか。 そんな、禁断の紙ジャケCD(この場合、あくまでも新作ではなく旧譜の限定復刻版を指します)に初めて手を出したのが今年の夏。 AEROSMITHの紙ジャケシリーズをまとめ買いしたんですよ。 いや〜、紙ジャケット化という形態の変化より、帯まで発売当時のデザインで復刻されていることに注目。封印されていた恥ずかしい邦題の数々まで再現されていて実に楽しいです。 あのRUN DMCとの共演でおなじみの『WALK THIS WAY』が『お説教』だし、『SWEET EMOTION』が『やりたい気持ち』だし。 さて、本題。 紙ジャケというのは、1枚だけだと効果が薄いんですけど5枚10枚と並べると予想以上の省スペース効果があることを発見。 我が家は、夫婦あわせて2千枚以上のCDがあるので(正確に数えたこと無いけど、2千500枚くらい?)収納スペースの問題は切実。 そこで、突如降臨した紙ジャケCDブーム! つまり「プラケースCDを紙ジャケCD化して省スペース計画」ですよ。 「計画」っつーても、単に紙ジャケCDを買ってプラケースCD売り払うという、地道でお金のかかる消費活動なんですが。 まぁ、深く考えても仕方ないので、まずは実践しようとさっそく買ってきました。(でも、お金がもったいないので中古CD屋で。) QUEENのCDまとめ買い!!!(『オペラ座の夜』『ワークス』『ミラクル』が売ってなかった(泣)) いや〜、恥ずかしい。まるで、ドラマ『プライド』でQUEENにハマった“にわかファン”みたいだ。 既に各アルバムを、アナログ版はもちろん、HOLLWOOD RECORDSの20周年記念ヴァージョンのCDでも揃えているリアルタイマーとしては、ある意味プレイの領域です。 しかし、この屈辱的プレイのおかげで、ことQUEENのCDに関しては半分の体積になりましたよ。 調子に乗って今まで持っていなかったCD(『フラッシュゴードン』とか)まで買い足しているのが我ながらどうかと思いますが。 ひょっとして単に無駄使いしてるだけ???- [ 続きを読む ]

『DEATH NOTE 4巻』

  • 2004年 11月 4日
  • カテゴリー : Book

朝からすき焼きを食べると驚くほど腹持ちがいいです。今日は昼食いらなかったもん。 忙しくて昼食を取る時間の無い、そんなあなたにお薦め。ビシッ!(←親指を立てる効果音) ・・・っていうか、朝っぱらからのすき焼きは少々辛いです。 さて、『DEATH NOTE』4巻を読み終えました。 凄いスピードで二転三転しながら話が展開する事と、竜崎と夜神の心理戦がシーソーゲームの連続なので、読み終えるとドッと疲れが・・・。(まとめて読みたいので連載分はリアルタイムで読んでません) 「凄いスピードで展開」といっても、むしろ巷のマンガもこれくらいのテンポで話が流れて欲しいものです。 最初のうちはもの凄く面白かったのに、途中から「山場があって、それを解決」しばらくして「(また似たような)山場があって、それを解決」の繰り返しになり、読んでいて飽きてくるマンガが多いので。 『ベル○ルク』とか『無限○住人(←ほとんど伏せ字になってませんけど)』とか・・・。 『デスノート』がテンションを維持できているのは、原作と絵を分けているからでしょうけど。 でも、今回はリュークの出番がすくなくて残念。 リュークのフィギュア化、熱烈希望。 DEATH NOTE 4 (4)大場 つぐみ 小畑 健集英社2004-11-04 by G-Tools- [ 続きを読む ]

ゲームボーイ到着

  • 2004年 11月 3日
  • カテゴリー : Game

本日の届きもの。 海を渡ってアメリカからゲームボーイが1台。 グリーンとオレンジの「誰が買うんじゃ」という悪趣味なツートーンに商品到着の喜びもひとしお・・・否、しおしお。 だってこの配色・・・昆虫ですか(泣)? それとも熱帯にいる毒ガエルですか(泣)? じゃぁなぜ買うのかという方は、僕の別サイト『GAMEBOY GALLERIA』を見て頂いて歯止めが効かない状態であることをご理解いただければこれ幸い。 もう、カーストみたいなものですから(泣)。 ゲームボーイ集めていてよく「海外物はどうやって買ってるの?」と尋ねられるんですけど、普通に海外のオンラインショップに注文してます。海外のショップで日本に発送してもらえるお店を見つけるわけです。 今でこそ山ほどオンラインショップがありますけど、数年前までは、ページはあるけどオンラインショッピングのシステムが出来てないショップも多くて、そういう場合はメールで懇願。 あと、オンラインショップで手に入りにくい海外の限定モデルや古いモデルは、アメリカとかイギリスのeBayで落札。(日本でレアでも、その国ではレアでは無かったりして結構安く買えるのです。) 発送先が「United States Only」になっていても、メールで「送料の他に手数料を払いますので日本まで送ってくれませんか?」と事前に問い合わせると、大抵親切に対応してくれます。 普段は「イラク戦争だってアメリカのテロみたいなもんじゃないか。バーカ、バーカ。」と思っていても「オーケー! 日本まで送るよ。送料だけで手数料はいらないよ。」と言ってもらうたび「イャッホー! アメリカ人最高!!!」と思うわけです。 そういえば、以前に買い逃したモデルがあって、それはあまり希少価値の無いモデルなのですが、それだけに中古市場に出回らなくて、その上、古いモデルなのでもう手に入らないだろうと思いつつ長いこと探し続けていたら遂に海外のオークションで発見。 落札して日本まで送ってもらい、保証書を見たら日本のお店のスタンプが。 しかも、そのお店は簡単に買いに行ける距離。さらにスタンプの日付はたった1カ月前・・・。 たぶん、アメリカのマニアが日本から入手して、それを日本人が買い戻したという無駄な旅路。っていうか、その店に買いに行ってりゃなんの苦労もなかったじゃん。 そんなわけで、ゲームボーイ探しの旅はまだまだ続くのであった。- [ 続きを読む ]

『キル・ビル Vol.2』

  • 2004年 11月 2日
  • カテゴリー : Movie

なんだよ。普通に面白いじゃん。 『Vol.1』に比べてあまり話題にならないし、TVCMも地味だったので躊躇していたら上映期間が終わってしまい、DVDでの観賞となってしまったわけですが、ちゃんと面白い。 あ、ちょっと疑い始めましたね? 「普通に面白い」とか「ちゃんと面白い」といっているあたりに歯切れの悪さがにじみ出てますか? 『KILL BILL Vol.1』は、タランティーノの映画の中でもっとも“らしくない”というか、今までの作風を超越してしまっていたので、『KILL BILL Vol.2』の方がタランティーノの映画らしくて面白いのではないかと。 あそこまでの瞬発力と破壊力を持った映画というのは、いままでのタランティーノ路線とは少々外れているので、むしろ『Vol.2』のほうが本流で「ちゃんと」していて「普通」ではないかと。 個人的には『Vol.1』にあった、冴えないアニメパートがないだけでも『Vol.2』の方が好印象です。 『Vol.1』は青葉屋での派手なアクションが、強烈な印象を残してしまったので、『Vol.2』はかなり地味に感じますけどね。 あと、損をしているのは、『Vol.1』は“歪んだ日本観”が、そのまま日本人にとって大笑いできるシーンだったのに(日本人が観るとどこが変なのか解りやすい)『Vol.2』はそういうシーンが無い事。 ただし、パイ・メイが出てくるシーンは、あからさまに昔のカンフー映画をパクッたカメラワークなので解る人は十分笑えます。 それに、タランティーノ作品の醍醐味とも言える、ダラダラした会話の応酬を堪能できるのはなんてったって『Vol.2』。 『KILL BILL Vol.1』が「面白いけどタランティーノ節に欠ける」と思った方は必見かと。 とか、プッシュしてみても、一番好きなタランティーノ作品はやはり『パルプフィクション』なんですけどね。 キル・ビル Vol.2ユマ・サーマンユニバーサル・ピクチャーズ / ジェネオン エンタテインメント2004-10-08 by G-Tools- [ 続きを読む ]

『テキサス・チェーンソー』

  • 2004年 11月 1日
  • カテゴリー : Movie

原題『The Texas Chainsaw Massacre』。 言わずと知れた傑作ホラー『悪魔のいえにえ』のリメイク版。 自称ホラー好きながら、最初の10分くらいで見るのをやめて、そのままDVDをブックオフにでも売り飛ばそうかと思いましたよ。 デビッド・フィンチャーの『セブン』で感じたのと同じ不快感。 見た人に嫌な思いを感じさせる為に丁重に話と絵を仕込んでいるかのような作り手の情熱が、逆に“悪意”に思える、そんな感覚。 悪く言えば一時期流行ったトロマ・ムービーのような悪趣味感。 テキサスの焼けるような日射しの下で起こる猟奇的事件が、生理的不快感をあおる描写でぐいぐいと進行し、見ているだけで朦朧としてきます。 ホラー好きなんてのは本当は恐がりなんですってば。 怖さに対する免疫作りとか、予行演習のつもりでホラーを見たがるなんて分析されてるくらいだから。 こういうハードなホラー映画は辛いわけ。 (『スクリーム』等の軽めのホラーに慣れてしまったのか?) 嫌な湿り気と腐臭を漂わせながら殺伐としたストーリーが進む中、おなじみ“レザーフェイス”が登場するわけですが、死人の皮をかぶってチェーンソーを振り回すという、もはや古典ともなったその出で立ちにむしろホッとしたりもして。 とにかく、一言でいうとガチガチで“遊びのないホラー”。 痛い感じと汚い感じが嫌みな程のリアリティを持って迫ります。 いや、冷静に考えると全然リアルじゃないんだけど、自分も当事者になったかのような錯覚をさせるほどカメラワークが上手い。 構図の美しさや巧みさも、カット割りのテンポの良さも、ここ数年に見た映画の中でもダントツの出来映え(もちろん映画のジャンルを問わず)。しかも知的。 な〜んて気付いたあたりから段々と見ているのが楽しくなってクライマックスへと向けてテンションも上がります。 いや〜、この映画おもしれ〜! オリジナル版に負けず劣らずのパワーとスピード(個人的にはむしろ勝っているかと)。 最後にはしっかりとカタルシスもあり、見終わってみれば、さすが製作=マイケル・ベイと唸ること必死の超娯楽作でした。(あくまでも娯楽作ですが、基本的にホラーがダメだと不快感の方が強いと思うのでお薦めしません。) ところで、ホラーファンであれば皆、『死霊のはらわた』のアッシュ(『2』で、切断した右手首にチェーンソーを装着して死霊と戦う)と『悪魔のはらわた』のレザーフェイスを、『エイリアン vs プレデター』なみに競演させて、両雄のチェーンソー一騎打ちを見たいと思うところですが、本当にやってしまいそうで怖いのが今のハリウッドだったりもして。 邦題はもちろん『死霊のはらわた vs 悪魔のはらわた』の“はらわた対決”。 ついでに、『エイリアン vs プレデター』といえば、この「エイリアン vs. プレデター」公開記念DVDパックって「一番安くエイリアンとプレデターの全作品を揃えるためには、どのDVDパックと、どのDVDパックを買えばよいか答えなさい」というIQテストですか? 組み合わせがあまりにもトリッキー。 面倒くさくなって5セットとも買ってしまいそうなので誰か僕を止めてください。 テキサス・チェーンソー コレクターズ・エディションポニーキャニオン2004-10-06 by G-Tools- [ 続きを読む ]