カテゴリー : Music
昨日の夜は怒髪天をLIQUIDROOMで観戦。 ここ二ヶ月くらい、仕事中のBGMはずっと怒髪天だったので待ちに待ったライヴでありました。 良い音楽というのはミュージシャンの人間性とは無関係なものかもしれないけど、怒髪天のライヴは増子直純の人間としての素晴らしさがそのまま音楽の素晴らしさになっていた。 客を楽しませつつ、自分らも楽しむ・・・って言えばありきたりに聞こえるけど、友達同士、一緒に飲み屋で大騒ぎしてるようなライヴ。ギュウギュウ詰めのリキッドの会場全体が嬉しそうだったし、それを見た増子の兄ィも最高に嬉しそうだった。 と書くと、これまた普通のライヴの光景に思えるだろうけど、昨日は(ステージ上とステージ下、両方含めて)会場全体の満足感と一体感が尋常じゃなかった。 終演間際、兄ィの嬉し泣きにはグッと来たよ。 「戦え!俺! 勝てなくても負けるな!」 ほんと良い歌を歌うわ。 4月のワンマンも行きますよ。- [ 続きを読む ]
人間椅子のVo. & B. 鈴木さんが、普段は郵便配達員であることはファンには有名なのですが、いつの間にか我が家周辺(我が家を含む)の配達担当になっておりました。 ヘルメット姿で近所を徘徊(失礼)する姿は、ファンの目で見ると嬉しくもシュール。 という姿を写メに撮るのも失礼なので、とりあえず人間椅子の全アルバムを重ねて日記画像としてみてました。- [ 続きを読む ]
昨日はJudas Priestのライブ。 たぶん前回の来日公演が歴史上最重要イベントだったと思われるので、今回は消化試合的な感じがしてパスしようと思ったんだけど、ついつい見に行ってしまった。で、結論から言うと行ってよかった。 もう、好きとか嫌いのレベルじゃないのよね。ハードロック&ヘヴィメタル好きなら必須科目だから。 メタルゴッドの説法を武道館に聞きに行った感じ。ありがたや。 いくつかの定番を除いては激しく微妙な選曲だったけど、この微妙さが通好みで実によかった! 良い曲多すぎです。 ロブ・ハルフォード復帰後初となった前回のライヴは「やれんのか!」って感じだったけど(実際は素晴らしいライヴだったけど)今回は前回以上に余裕のステージング。 前回の来日時には「ロブハルフォードが53歳!」てな事を書いていたけど、時が経って今や57歳。グレン・ティプトンなんか60歳なのに、昔と比べて遜色ないパフォーマンス。 なんか、励みになりました。 アリーナのかなり前の方で観たんだけど、端の方だったためにイアン・ヒルがスピーカーに隠れて全く見えなかった。 そんな影の薄さが『スパイナル・タップ』的な感じで、軽くイアン萌え。- [ 続きを読む ]
オリコン総合チャートでSlipKnoTが2位、DragonForceが9位。 ついでに言うならデトロイト・メタル・シティが4位ということで、メタルが盛り上がってますな、つーか冷静に考えたらおかしいだろソレ! という昨今。中野サンプラザにマイケル・シェンカーのライヴを見に行って来ます。 ヴォーカルはゲイリー・バーデンだし、今回の来日公演は機嫌も演奏も最高潮らしいので結構期待しちゃってるんだけど、問題なくちゃんと最後までやってくれるのか? それとも、またしても途中で帰っちゃうのか? 途中で放棄しちゃったらしちゃったで面白いんだけど。- [ 続きを読む ]
あっという間に大晦日! とりとめもなく1年を総括してみたくなり、手頃なところで今年のアルバムベストテンを選んでみたのです。 【1位】Swallow The Sun『Hope』 フィンランドのゴシック/メロディック・デス/ドゥーム・メタルバンド。 デス声は苦手で、ARCH ENEMYなんか聴いてると「デス声じゃなかったらいいのに」とか思うけど、このバンドはデス声ならではの良さがあります。 美しく巧みなアレンジで表現される徹底した絶望感と孤独感。ゴヤの絵を見てるような気にもさせます。 【2位】レキシ『レキシ』 SUPER BUTTER DOGのkey,池田貴史による日本史ラップで、戦国ファンクなソロユニット。 冗談音楽と思って聴いたら、あまりの音楽レベルの高さにドはまり。じつは今年最も繰り返し聴いたアルバム。 【3位】小谷美紗子『out』 トリオ体勢で3枚目ということでアンサンブルの完成度極まれり。『消えろ』は豊夢君のドラムが凄すぎてライヴで聴くと鳥肌が止まりません。 【4位】人間椅子『真夏の夜の夢』 ここ数作の中で比べるとかなりの傑作。特に鈴木さんの曲が凄みがあって良い。 ちなみに鈴木さんはうちの近所で郵便配達してます。(人間椅子はマイミクなかのさんと一緒にコピーバンドしていたくらい好きなので、思わず一度声をかけたことあり) 【5位】Linkin Park『Minutes To Midnight』 リンキンパークがオリコンで1位とはなぁ。今頃盛り上がるな、とも思うけど、このアルバムはヘビィロック好きじゃなくても聴きやすいと思います。さすがリック・ルービン、良い仕事します。 【6位】eastern youth『地球の裏から風が吹く』 疾走感がない分、ジワジワしみる良作。一生ついていきます。 そういえば、吉野さん、しょこたんブログを読んでしょこたんが顔に書いていた「おまえのしんじる、おまえをしんじろ」という言葉にえらく感動していましたが、それグレンラガンのセリフですよ。 【7位】Bad Religion『New Maps Of Hell』 メロディックパンク界重鎮の14枚目。ブレット社長が戻ってきてからはやっぱ曲が良いね。年齢と反比例して疾走感丸出し。 【8位】Scorpions『Humanity – Hour I』 こっちはヘヴィメタル界重鎮の21枚目(!)。アルバムを出す度に「原点回帰のハードロックサウンド」とかいっておいて、パッとしない内容ばかりだったけど、これは良い。曲もアレンジも聴き応え有りで、少なくとも『アニマル・マグネティズム』は超えてます。 【9位】Tacere『Beautiful Darkness』 フィンランドのシンフォニックなゴシックメタルバンド。男女混声ボーカルのバランスとアレンジが絶妙。メロディがクサ過ぎて少々飽きるけど、聴く度にムムムとうなる完成度の高さ。 【10位】筋肉少女帯『新人』 なにが気に入らないか詳しく書くと橘高ファンに悪いので書かないけど、個人的にはなんか煮え切らないんだよなぁ。しかも現在パーマネントメンバーじゃないエディのインストが2曲で、セルフカバーが3曲って・・・。 ただ「仲直りのテーマ」「トリフィドの日〜」「愛を撃ち殺せ!」の3曲が良かったのでベスト10入り。 では良いお年を〜。- [ 続きを読む ]
タイトルは『さよなら絶望先生』のテーマ曲名。 やっとCDを買った。 “大槻ケンヂと絶望少女達”名義だけど、作曲・編曲・ギターはNARASAKI、ピアノは三柴理という特撮メンバーなのよね。曲もアレンジもモロ特撮。 しかし、相変わらずオーケンの歌詞は良い。筋少後期〜特撮の歌詞は思わずホロリとさせられるもの。 今回も、弱者視点の弱っちくって悲しいメッセージがNARASAKIの轟音ギターに乗っかって、珠玉の神経症逆ギレソングに早変わりですよ。 こんな良いバンドを休止させてまで、わざわざ筋少を復活させた意味があるのかねぇ。(事務所が金銭的に立ち行かなくなって特撮が続けられなくなっただけっつー噂もあるけど) …というのは、筋少のニューアルバムの感想を書くための前振りです。- [ 続きを読む ]